6年

小学生が卒業してしまうくらい
時は経っていて
僕はもっと早いスピードで
どこかへ行こうとしている
別にいい意味なんかじゃないのだけれど


もっと遅く生まれていれば
違うところで生活をしていれば
何かが変わったのだろうか
望む答えはあったのだろうか


答えは
否だ
何も変わらなかったに違いない
正確には全てが違っていて
別の宇宙になっていたんだろうと
望む答えなんてものは
いともたやすく変わっていたのだろうと
思っていたら
6年前と思考が変わらないことに気づいた


次の6年も
同じことを思っていたりするのだろうか
だとしたら
なんか残念な感じだ


それでも
シティ・ポップなんかは受け入れられるようになっていて
できれば否定なんかではなく
受け入れる度量をもっともっと増やしたほうがいい
と6年後の自分に
わかってるだろうけど
言っておかなきゃいけないような
気がした